花柄といえば、可愛らしいイメージがあります。
可愛らしい=幼い、子供っぽい、と考えてしまいそうになりますが、そんなことはありません。
確かに、小さい子供が花柄を着ていると、ああ、お花のように可愛らしい子だなあと思ってしまいます。
では大人女子が着るとどうでしょうか。
お花のように可愛らしい、という感想はおそらく得られないことでしょう。
でも、何か明るくていいなという印象にはなります。これが大事です。
大人女子こそ、花柄を取り入れるべきだなと思う大きな要因です。
花柄の効果は可愛く見せるだけでありません。その効果はまさに、花、華。華やかになるのです。例えば花柄でないものと比べてみましょう。
大人女子がモノトーンで柄なしのものを着ると、本当に地味で、老けて見えるし、貧乏くさくすら見えてしまうことがあります。危険です。ある程度、色のあるものを着たほうが良いのです。
しかし色物となると、デザインが難しくなります。ストライプ、チェック、幾何学模様、水玉等、色々あるにはありますが、うるささを感じたり、太って見えたりと難点があります。
そんな時こそ、花柄にチャレンジするべきなのです。
一番良いと思う花柄は、大きな花がどーんとプリントされている、総柄のワンピースです。
ハワイとかで着られていそうなものです。抵抗がある方もいるかと思います。
だまされたと思って一度着てみてください。袖を通すときに、心躍る感覚があることでしょう。
これこそが、華です。とはいえ、日常使いするには難しい面もあります。
花柄に抵抗がある方は、ワンポイントの小花柄が取り入れやすいかと思います。例えば、襟部分やボタンだけが花柄とか、そういうデザインのものです。
一見シンプルですが、花柄が持つ「華やかにする」効果がピリッと感じられます。
このように、大人女子こそが花柄を着るべきだと私は思うのです。