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大きいサイズの服の悲しさ

私は昔、162㎝で72㎏ありました。
水泳をやっていたためか、体重はそこまであるように見えなかったかもしれませんが、クラスの男子からも「デブ」と、からかわれたことは数知れずです。

そして、自分自身はオシャレのために普通に服を選んでいると思ったら、いつの間にか「大きいサイズの服コーナー」に足を踏み入れていて、ショックだったこともあります。
しかも、やはりこのコーナー、一般のサイズの服よりもその当時は種類も少なく、太って見せないためのカラーやモチーフの服がそろっていました。
つまり、デザイナーも私たちのような大きいサイズ女性のことを考えた服をそろえたわけです。

とはいっても、通常サイズより服のバリエーションは少ないわけです。
オシャレに芽生えてきた年齢なら様々なオプションから自分に合ったファッションを選びたいわけですが、当時の大きいサイズの服は、そんなこともできませんでした。

形も大きめ女子にぴったりなおばさん体型の物だったり、モチーフも幅が広がらないもの、キャミソールよりもタンクトップが多かったりと、大きめ体型を気遣ってくれるのは嬉しいのですが、何だか悲しくなりました。
でも、それを超え、今は普通体型で筋肉質にもなり、好きな服をSサイズで着れます。

初めて服を通販で買った時のこと

初めて通販で服を購入した時は、高校生のときでした。通販雑誌を読んでいて、モデルさんが着こなしていた真っ白なセーターがものすごく可愛かったのです。こうなりたい!私もこれを着たらこんなふうになれるかも!と、すっかりそのセーターに一目惚れしてしまいました。初めての通販での買い物だったので、逆に怖いものなしで、とにかく気に入って欲しくて欲しくてたまらくなってしまい、半ば勢いで購入しました。たしか7000円くらいで、バイトもせずお小遣いでやりくりしていた私にはなかなか高額なものでした。初めてのことだったので、信頼できるブランドのものか、お金の支払い方はどんな風にすればよいのか、どれくらいで届くのか、別に送料はかかるのかなど、細かいシステムはよく読んで問題ないかチェックしてから購入に踏み切ったことを覚えています。商品に関してはどんな素材でどんな大きさでなど、何も調べませんでした。なんとなく通販には怖いイメージがあったので、とにかく騙されるのだけは嫌だと、そちらの方ばかり気にしていました。実際に届いた商品を着たら、それはもうモデルさんとはまるで違って、膨張して太って見え、全く似合わずショックを受けました。初めての通販で色々なことを学び、今ではそこそこネット通販で満足いく買い物ができるようになりました。